高齢者のファッションというのは、今も昔もそれほど大きな違いはないといってもよいのではないでしょうか。そもそもなぜ、人間は年をとると、あのようないかにも高齢者とみてわかるようなファッションを身にまとうのでしょうか。よく言えば落ち着いたファッションといえるのかもしれませんが、別の言い方をすれば、地味で少し明るさが足らないと考えることもできます。中には、年をとっても若者が着るような衣服を身につけているような人も見受けられますが、たいていの場合にはそういう人は周囲から変り者として見られてしまうことがほとんどです。日本が先進国の仲間入りをしてからもう何十年もの時が流れたわけですが、他の欧米諸国などと比べると、高齢者のファッションをいる限りは、どうしても日本が先進国であると感じられないようなことさえあるのです。これから先はどのようになっていくのかわかりませんが、日本人の高齢者のファッションセンスというのはまだまだ鍛えがいがあると考えることもできます。